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観光情報
県指定文化財県指定文化財
    滝の宮経塚(たきのみやきょうづか)

所在地:美馬市美馬町字滝ノ宮148
昭和35年4月5日 県指定

 郡里廃寺跡の背後にある滝の宮台地先端に位置する経塚。鎌倉時代初期の経塚と推定される。
 地元では大蛇のたたりを恐れてつくられた塚であるという言い伝えから、この経塚のことを蛇塚と呼んでいたが、昭和27年と昭和31年の調査によって、経筒等の経塚関連遺物が出土したことから経塚であることが判明した。この経塚は、20㎝程の砂岩を用いて径約4m、高さ約1mに積み上げられていたといわれ、経筒を埋納していたと思われる縦67㎝、横67㎝、深さ50㎝の小さな石室が残る。
 ここから出土した経筒などの遺物は「滝の宮経塚出土品」として徳島県の有形文化財に指定され、美馬郷土博物館で保管・展示されている。

滝の宮経塚
 
    滝の宮経塚出土品(たきのみやきょうづかしゅつどひん)

所在地:美馬市美馬町字願勝寺8(美馬郷土博物館)
昭和35年4月5日 県指定

 徳島県指定史跡の「滝の宮経塚」の一括出土品である。出土品の内訳は、銅製経筒 1、土師質外容器 3、青磁合子 4、銅製座金 1、刀剣 4、和鏡 1、不明石製品 2であり、鎌倉時代のものと推定される。
 銅製経筒は、円筒形で総高30.5㎝で火炎形板金を十字に組み合わせた鈕をもつ被せ蓋と筒形の身に分かれる。身部は、口径12.1㎝、底径12.5㎝、高さ23.7㎝。蓋部は、最大形18.9㎝、高さ8㎝で外縁部には猪目透かしが施される。銘文などは刻まれていない。

滝の宮経塚出土 経筒 滝の宮経塚 経筒 図
 
    野村八幡古墳(のむらはちまんこふん)

所在地:美馬市脇町字野村4144
昭和53年3月14日 県指定

 吉野川北岸の段丘上に位置する古墳時代後期の古墳。段の塚穴型石室を持つ古墳としては段の塚穴の太鼓塚古墳に次ぐ規模の古墳。野村八幡神社の社殿により墳丘南西部が削られているが、本来は径約30m、高さ約6mの円墳であったと思われる。石室は全長約9m、玄室長3.9m、最大幅2.4m、最大高3m、奥壁に石棚、羨道部には排水溝が露出する。
 石室を構成する石材は、両側壁が砂岩、天井石や奥壁などの大きい石材は結晶片岩であり、ほぼ全てが結晶片岩で構成される段の塚穴の両古墳とは石材の使用法が大きく異なる。

野村八幡古墳 墳丘 野村八幡古墳 石室
 
    願勝寺庭園(がんしょうじていえん)

所在地:美馬市美馬町字願勝寺8
平成10年8月11日 県指定

 願勝寺の境内に位置する幅約30m、奥行き約16.5m、高低差約4mの斜面に地産の青石を用いて造られた池泉式枯山水の庭園。庭園の中心は、一見して竜門瀑とわかる滝の石組みで、大きな板石を用いて水落とし石、その左右に大きな板石を組み滝添石とし、滝の直下には登鯉石を配する。
 庭園様式などから南北朝時代の築造と推定される徳島県最古期の庭園である。

願勝寺庭園 全景 願勝寺庭園 滝組み
 
    別所の大クス(べっしょのおおくす)

所在地:美馬市脇町別所字政所2194-1
昭和47年3月17日 県指定

 脇町別所の吉野川堤防沿いに位置する樹齢850年ともいわれる楠の巨樹。主幹の幹周り約10m、樹高約25m、枝張りは東西31m、南北27m。
 この楠には、楠藤兵衛(くすのきとうべえ)という火術を得意とした狸が住んでいたという伝承があり、今もこの楠の根元に楠藤兵衛を祀った社があります。

別所の大クス 別所の大クス
 
    川井のエドヒガン(かわいのえどひがん)

所在地:美馬市木屋平字川井302 
昭和61年5月2日 県指定

 美馬市木屋平交流センター「つるぎの湯大桜」の西側斜面の下に位置する江戸彼岸の巨樹。主幹の幹周り約5.5m、樹高約13m、枝張りは東西15.6m、南北9m。
 この桜のある場所は昔の寺院跡ともいわれ、今も根元には五輪塔などが残されている。

川井のエドヒガン 川井のエドヒガン
 
    川井のヒイラギ(かわいのひいらぎ)

所在地:美馬市木屋平字川井625
昭和61年5月2日 県指定

 木屋平の大北集落の道路沿いにある庚申塚の脇に位置する推定樹齢300年ともいわれる柊(ひいらぎ)の巨樹。主幹の幹周り約3.2m、樹高約10m、枝張りは東西14.5m、南北13.5m。
 柊の若木の葉には刺状の鋭いギザギザがあるが、老木になると葉の刺はなくなり滑らかな葉となる。この柊にも刺のない葉が豊かに茂る。

川井のヒイラギ 川井のヒイラギ
 
    八幡の大杉(やわたのおおすぎ)

所在地:美馬市木屋平字八幡76
昭和61年5月2日 県指定

 木屋平字八幡にある新八幡神社の境内に位置する杉の巨樹。主幹の幹周り約8.7m、樹高約30m、枝張りは東西21m、南北20m。杉の典型的樹形を良く保っている。

八幡の大杉 八幡の大杉
 
    内田のエドヒガン(うちだのえどひがん)

所在地:美馬市穴吹町古宮字内田563
平成10年5月8日 県指定

 標高約630mの山中の斜面に自生する江戸彼岸の巨樹。主幹の幹周り約6.2m、樹高約20m、枝張りは東西21m、南北18.5m。
 年によって花を多く咲かせる年とあまり咲かない年があり、これが世の中の景気等を反映しているとの言い伝えから「世の中桜」と呼ばれ親しまれている。

内田のエドヒガン 開花状況 内田のエドヒガン 開花状況 内田のエドヒガン 主幹
 
    内田のヤマザクラ(うちだのやまざくら)

所在地:美馬市穴吹町古宮字内田4-1
平成10年5月8日 県指定

 標高約450mの山中の尾根上にある山桜の巨樹。主幹の幹周り約7.2m、樹高約8m、枝張りは東西9.5m、南北19m。天神の森と言われる所にあることから「天神桜」の別称がある。

内田のヤマザクラ 春 内田のヤマザクラ 初夏
 
    絹本著色聖衆来迎図(けんぽんちゃくしょくしょうじゅうらいごうず)

所在地:美馬市美馬町字願勝寺8 
昭和42年7月11日 県指定

 縦163㎝、横104.5㎝の絵画。画面右下に阿弥陀如来立像、その右下に観音菩薩、左下に勢至菩薩が描かれ、それらを二十六菩薩が取り巻き、あるものは楽器を奏で、あるものは舞踏しています。
 聖衆来迎図とは、西方極楽浄土の阿弥陀如来が多くの菩薩とともに往生しようとする人を迎えに来る場面を描いたもので平安時代中期以降に流行した浄土教と阿弥陀信仰に基づくものです。平安時代の作品には坐像が多く見られるが鎌倉時代の作品は動きを表現した立像で描かれることが多い。本図も立像で描かれていることから、鎌倉時代の作といわれています。

絹本著色聖衆来迎図
 
    地蔵来迎図(じぞうらいごうず)

所在地:美馬市脇町大字猪尻字西上野44
昭和50年2月12日 県指定

 縦81.6㎝、横35.3㎝の絵画。踏割蓮台に立ち、飛雲に乗った地蔵菩薩が降下しようとする様を描いたもの。地蔵菩薩の右手には細長い錫杖、左手には宝珠を高く捧げ、目は下方世界を見つめている
 菩薩の写実的表現、飛雲などの動きのある描写などの特徴から鎌倉時代の作と考えられています。

地蔵来迎図
 
    木造阿弥陀如来坐像(もくぞうあみだみょらいざぞう)

所在地:美馬市脇町大字猪尻字西上野44
昭和52年1月21日 県指定

 腹前で定印を結び、蓮華座の上に結跏趺坐する阿弥陀如来坐像。桧の寄せ木造りで像高80㎝、黒漆塗になっていますが、当初は漆泊仕上げであったと推測されます。11世紀後半頃の作と考えられます。

木造阿弥陀如来坐像 木造阿弥陀如来坐像
   
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