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友好都市協定を締結した大理市

2021年8月3日公開

友好都市協定を締結した大理市について

大理市は中国雲南省の西部に位置し、人口は約62万人、面積は約1815キロ平方メートルです。南詔国や大理国の都として繁栄した歴史ある都市です。大理石の産地としても有名で、大理石の語源ともなりました。観光の中心地である大理古城にはうだつの町並みや柳並木など美馬市とよく似た風景が広がっています。

大理市のうだつの町並み

大理市の自然

形が人間の耳に似ていることからその名前がつけられた大理市のジ海の写真

大理市は標高2000メートルの高地にあるため、沖縄県と同程度の緯度でありながら、夏は涼しく冬は暖かな過ごしやすい気候となっています。ジ(さんずいに耳)海は面積約249キロ平方メートル、南北約40キロメートル、東西約8キロメートルの巨大な淡水湖で、形が人間の耳に似ていることからその名前がつけられました。大理市ではジ海の環境保全にも積極的に取り組んでいます。

大理市の文化

色彩の鮮やかな民族衣装頭飾りをつけて並ぶ白族の女性たち

大理市は人口の約3分の2を少数民族である白族が占めています。白族は色彩の鮮やかな民族衣装や歌、踊りなど特色ある独自の文化をもち、風花雪月などの自然を大切にしています。写真の女性の頭飾りは横に垂れているヒモは風を、飾りの赤の部分は花を、一番上の部分が雪を、飾り全体の形は月を表しています。

日本とのつながり(四僧塔)

四僧塔の写真

明の時代(西暦1400年頃)に留学していた日本人僧侶4名が政変にまきこまれ、大理へ流刑となました。日本に帰国できないまま現地で亡くなった彼らの死を悼んだ大理の人々は彼らのためにお墓を作り、以来600年にも渡り守り続けられています。

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