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観光情報文化財県指定文化財絹本著色聖衆来迎図(けんぽんちゃくしょくしょうじゅうらいごうず)

絹本著色聖衆来迎図(けんぽんちゃくしょくしょうじゅうらいごうず)

絹本著色聖衆来迎図。阿弥陀如来立像や観音菩薩、勢至菩薩、二十六菩薩が描かれている。
所在地:美馬市美馬町字願勝寺8
昭和42年7月11日 県指定
縦163センチメートル、横104.5センチメートルの絵画。画面右下に阿弥陀如来立像、その右下に観音菩薩、左下に勢至菩薩が描かれ、それらを二十六菩薩が取り巻き、あるものは楽器を奏で、あるものは舞踏しています。
聖衆来迎図とは、西方極楽浄土の阿弥陀如来が多くの菩薩とともに往生しようとする人を迎えに来る場面を描いたもので平安時代中期以降に流行した浄土教と阿弥陀信仰に基づくものです。平安時代の作品には坐像が多く見られるが鎌倉時代の作品は動きを表現した立像で描かれることが多い。本図も立像で描かれていることから、鎌倉時代の作といわれています。

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