所在地:美馬市脇町大字猪尻字西上野44明治44年8月9日 国指定 像高151.6センチメートルのヒノキの一木造りの立像で平安時代後期頃の作と考えられています。現在は、地天女に支えられ、毘藍婆、尼藍婆の二鬼にかしずかれる兜跋毘沙門天の姿であり、持物として右手に矛、左手に宝塔を持っていますが、これらは後補と考えられ、当初から兜跋毘沙門天であったかは不明です。