所在地：美馬市脇町岩倉2968番地4
平成3年10月17日 市指定

標高75メートルの河岸段丘南端の丘陵上に位置する。直径12メートル、高さ4メートル(推定)の円墳。墳丘の北側はミカン畑・西側は墓地・南側は開墾により削られ東側のみが原形をとどめている。
現全長2.4メートルで玄門部及び羨道部は埋土によって石室の規模は不明。南南東に開口した石室最大幅2メートル、最大高2メートルの横穴式石室である。
奥壁及び側壁の基準線までは砂岩を使っており、基準線と持ち送りの部分は結晶片岩の割り石を使っている。
奥壁と側壁から持ち送る段の塚穴型石室であり、天井部は5枚の結晶片岩で作られている。時期は6世紀後半。