「豚熱」は、豚とイノシシが感染する熱性の伝染病で、家畜伝染病に指定されています。平成30年9月に岐阜県で発生して以降、全国各地で発生がみられ、令和4年7月末以降、徳島県内各所において野生イノシシの感染が確認されており、美馬市においても令和4年11月22日に野生イノシシの死骸1頭から豚熱の感染が確認されています。
徳島県豚熱感染拡大防止対策協議会では、感染要因とされる野生イノシシから排出されるウイルスを減らし、県内養豚場での豚熱発生を防止するため、美馬市において野生イノシシに対する経口ワクチンを散布します。
経口ワクチンを見つけても、触ったり持ち帰ったりしないようにしてください。(散布場所には表示を行います)
散布地域
脇町:拝原から東側の吉野川・曽江谷川 河川内
穴吹町:三谷・尾山・西成戸・東成戸のそれぞれ一部
散布時期
令和5年2月6日~12日
(散布後1週間経過して残っているワクチンは、摂食率調査などのために回収します)
散布する経口ワクチンは、これまでに国内・欧州で使用実績があり、国の食品安全委員会で安全と評価された成分からできています。 経口ワクチンを摂取したイノシシの肉を食べても、人の健康に影響はありません。
詳しくはリーフレット、または徳島県ホームページをご覧ください。
地域住民の皆様へ【経口ワクチン散布リーフレット (PDF 235KB)】
豚熱経口ワクチンの散布について(徳島県ホームページへ)
https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/sangyo/chikusangyo/7206508/
問い合わせ先
徳島県畜産振興課 家畜防疫対策担当 電話:088-621-2419
美馬市農林課 電話:0883-52-5609