デ・レイケの堰堤
美馬市脇町の中心を流れる大谷川の約1㎞上流地点に「デ・レイケの堰堤(※)」と呼ばれている砂防ダムがあります。
※堰堤(えんてい)…「河川や渓谷を横断して水流や土砂をせきとめるために築いた堤防。ダム。」(広辞苑 第六版)
この砂防ダム は、明治政府の御雇い治水技術者であったオランダ人のヨハニス・デ・レイケが命をうけて1884(明治17)年に吉野川を調査したときに、この大谷川をは じめとする徳島県北部の支川からの多大な土砂流出に驚き、その対策方法を指導したことによりできたものです。
当時は本県にもいくつかのデ・レイケの指導による砂防ダムがあったといわれましたが、現存しているのはこのダムだけです。
当時は本県にもいくつかのデ・レイケの指導による砂防ダムがあったといわれましたが、現存しているのはこのダムだけです。
デ・レイケ公園
平成21年4月に整備されたデ・レイケ公園には、オランダの象徴である風車が建てられています。
4月には約15,000本の色とりどりのチューリップが咲き誇り、「デ・レイケ公園チューリップまつり」が開催されます。
4月には約15,000本の色とりどりのチューリップが咲き誇り、「デ・レイケ公園チューリップまつり」が開催されます。