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観光情報文化財県指定文化財野村八幡古墳(のむらはちまんこふん)

野村八幡古墳(のむらはちまんこふん)

所在地:美馬市脇町字野村4144
昭和53年3月14日 県指定
吉野川北岸の段丘上に位置する古墳時代後期の古墳。段の塚穴型石室を持つ古墳としては段の塚穴の太鼓塚古墳に次ぐ規模の古墳。野村八幡神社の社殿により墳丘南西部が削られているが、本来は径約30メートル、高さ約6メートルの円墳であったと思われる。石室は全長約9メートル、玄室長3.9メートル、最大幅2.4メートル、最大高3メートル、奥壁に石棚、羨道部には排水溝が露出する。
石室を構成する石材は、両側壁が砂岩、天井石や奥壁などの大きい石材は結晶片岩であり、ほぼ全てが結晶片岩で構成される段の塚穴の両古墳とは石材の使用法が大きく異なる。
野村八幡古墳の墳丘
野村八幡古墳の石室

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