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観光情報文化財市指定文化財2(有形文化財)脇町劇場(わきまちげきじょう)

脇町劇場(わきまちげきじょう)

所在地:美馬市脇町大字猪尻字西分140番地1
指定年月日 平成10年7月3日
1933(昭和8)年、清水多平・藤井富三朗らが計画し、当時町内の実業家であった森幸雄氏や吉川長次氏に働きかけて、翌年の1934(昭和9)年、木造二階建てで750人収容でき、回り舞台・花道・映写室を備えた劇場を建設した。戦前は、歌舞伎や浪曲などが催され、戦後は映画館として地域の憩いの場として親しまれた。
56年間にぎわった劇場でしたが、映画の衰退が日増しにひどくなり、1995(平成7)年1月、閉館。
その後、山田洋次監督のお正月映画「虹をつかむ男」(松竹映画)の舞台となり、その中で脇町劇場はオデオン座として登場。再び注目されるようになった。
その結果、価値が再認識され保存にむけての運動が活発になり、1998(平成10)年7月、町の文化財に指定され、昭和初期の創建時の姿に修復された。
現在は、映画で登場した「オデオン座」の名称で親しまれ、内部見学、映画鑑賞会や文化活動の発表の場として利用されている。

脇町劇場、正面からの外観写真(昼)

脇町劇場、夕暮れ時の正面からの外観写真

脇町劇場内部の舞台や観客席

脇町劇場舞台下の奈落、はしごがかけられている

 

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