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樺太開拓の志士・岡本監輔

岡本監輔の銅像の写真

郷土の偉人 樺太開拓の志士
岡本 監輔(韋庵)
1839年から1904年(享年66歳)

天保10年(1839年)徳島県穴吹町三谷の小農に生まれる。 苦学力行・気宇遠大、その生涯を開拓精神でつらぬいた異色人物である。
当時我が国は、明治維新前後で、内外多難、先生は、つとに北辺の国防を憂え、熱誠をもって当局を動かし、年27才、単身カラフトの全海岸を踏査した。
これによって、カラフトが資源に満ち、その住民がわが国を祖国として慕っていることを痛感し、カラフト開拓にあらゆる方法を講じたが、国策の変更にあい、涙をのんで引き揚げた。
岡本監輔宅跡の石碑
以後二十年間、学徒教育と著述によって愛国の志をのべ、著書60種、中には、新中国誕生の機縁をなしたものもある。この間、台湾に渡って国語を教え、前後3回中国に旅してその国情を視察。齢53才にして北地開発の夢捨てきれず、同志を集めてエトロフ島に到る。
明治27年(1894年)から3年、旧徳島中学校の校長となり、郷土の青少年に強い感化を与えた。
明治37年(1904年)日露戦争の半ば、東京で病により没す。(享年66才)
右写真:岡本 監輔宅阯(三谷 三谷善昭宅地内)

岡本監輔の書

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