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令和4年の出水期から「防災気象情報」の発表の仕方が改善されます

2022年6月24日公開

国土交通省及び気象庁は、市民の皆様の適切な避難判断・行動につながるよう、今出水期から防災気象情報の伝え方を改善します。
 

 

1.指定河川洪水予報の氾濫危険情報を予測でも発表(令和4年6月13日から)

これまで、吉野川が氾濫危険水位に到達した場合に、氾濫危険情報(警戒レベル4相当)が発表されていましたが、今後は、3時間以内に氾濫危険水位に到達する見通しとなった場合は、予測に基づいて氾濫危険情報が発表されます。
これまでより、「吉野川氾濫危険情報」が早く発表されるため、急激な水位上昇があった場合でも、避難する時間の猶予があります。

2.キキクル(危険度分布)の「黒」の新設と「うす紫」と「濃い紫」の統合(令和4年6月30日から)

警戒レベル5相当の「災害切迫」(黒)を新設し、警戒レベル4相当の「うす紫」と「濃い紫」を統合し「紫」としたため、色による警戒レベルの表示が非常に分かりやすくなりました。
キキクルで「紫」が出現した段階で、危険な場所にお住まいの方は、速やかに安全な場所に避難することが重要です。
 

3.大雨特別警報(浸水害)の指標の改善(令和4年6月30日から)

警戒レベル5相当の状況に一層適合させるよう、災害発生との結びつきが強い「指数」を用いて大雨特別警報(浸水害)の新たな基準値を設定します。洪水キキクル「災害切迫」(黒)の判定に用いる流域雨量指数や浸水キキクル「災害切迫」(黒)の判定に用いる表面雨量指数を基準とするため、大規模な浸水害を髙い確度で適中させるようになります。
ただし、大雨特別警報(浸水害)は警戒レベル5相当であり、浸水が発生している可能性が高い状況です。キキクル「紫」が出現した段階で、安全な場所へ避難することが重要です。

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