1.市の備蓄に対する考え方
大規模災害が発生した場合、国や県から食料品などの救援物資が届けられることになっていますが、国による物資の調達や配送には時間がかかるため、発災後3日間は市民や市の備蓄によって対応する必要があります。
このうち、1日目は市民の方ご自身や市内事業所の備蓄で対応いただき、2日目は市の備蓄を、また、3日目には市と県の流通備蓄により対応することになります。
<災害時の支援物資の流れ>
市の備蓄物資や県の流通備蓄で市内全域がカバーされない場合もありますので、各家庭でも、最低3日分(可能であれば1週間分)の食料・飲料水等を普段から備蓄していただきますようお願いします。
2.ご家庭での備えについて
(1)非常持ち出し品の準備
災害はいつどこで起きるかわかりません。緊急に避難する事態に備えて、非常時に持ち出す最低限のものは、あらかじめリュックサックなどに詰めておき、いつでも持ち出せるようにしておきましよう。
●非常持ち出し品の例はこちら
災害の「備え」チェックリスト(首相官邸) (PDF 1.15MB)
(2)備蓄品の準備
災害発生からライフラインの復旧まで1週間以上かかるケースがほとんどです。最低でも3日間、できれば1週間分の食料と飲料水、生活用品を家庭内に備蓄しておきましょう。
日常生活の中で食べたり、使っているものを少し多めに買い、消費しながら買い足していく「ローリングストック法」なら、無理なく効率的に備蓄することができます。
防災のために特別なものを用意するのではなく、できるだけ、普段の生活の中で利用されている食料等を備えるようにしましょう。
●備蓄に関しては「美馬市総合防災ガイドブック」でも紹介しています。
日頃からできる暮らしの中の備え(美馬市総合防災ガイドブック) (PDF 1.25MB)
●家庭での備蓄に役立つ情報やアイデアについてはこちらもご覧ください。